いさ走る(主張・メディア掲載)

2020.02.23 未婚のひとり親支援速やかに/大学授業料減免 適用前倒しで

未婚のひとり親支援速やかに/大学授業料減免 適用前倒しで/衆院財金委で伊佐氏

21日の衆院財務金融委員会で公明党の伊佐進一氏は、未婚のひとり親への「寡婦(寡夫)控除」適用などが盛り込まれた所得税法等改正案に関して、控除の適用で得られる支援を速やかに実施すべきだと訴えた。伊佐氏は、大学の授業料減免など高等教育への支援に関して、給付額は住民税で判断されることから、寡婦控除適用の有無で生じる給付額の差が解消されると強調した。その上で、実際は住民税の課税開始時期の関係で、2021年10月以降から適用になると指摘し、未婚のひとり親に対する税制上の措置は21年分の住民税から適用されるため、「(大学前期の)21年4月から前倒しして適用してもらいたい」と述べた。

佐々木さやか文部科学大臣政務官(公明党)は「より早く実施できるよう検討を行う」と応じた。

(公明新聞 2020年02月23日 より引用)