新時代の日中関係の構築へ
2007年に在中国大使館一等書記官として赴任。中国語をマスターする為懸命に取り組み、中国国家が定める中国語検定試験(HSK)の最上級を取得。中国奥地の農村を含め実際に各地を視察し、日中の相互理解に尽力した。
特に、地球温暖化問題に消極的な中国政府と粘り強く交渉。その結果として、日中両政府が地球温暖化対策の研究に協力して取り組むことに合意した。帰国後、日中の新時代の協力について提案した著書「『科学技術大国』中国の真実」(講談社現代新書)を発刊。「NEWSWEEK」や「週刊東洋経済」で中国を知るための良書7冊として紹介され、今後の日中関係に対する分析が注目を集めた。