HUMAN HISTORY

HUMAN HISTORY

    • 負けない力を培った少年期
      負けない力を培った少年期
      守口で育った少年時代、4歳の時に難病を患うも周囲の励ましで辛いリハビリを乗り越えて克服。さらに身体的ハンディと戦う祖父の存在から福祉の大切さを実感する。家族のために懸命に働く父と、看護師の立場で生命を守る母の姿を通し、奉仕する人の強さを学ぶ。
      その後、東京大学工学部に現役合格。庶民の街で磨いた人間力は、断じて苦難に負けない強さとなった。
    • 負けない力を培った少年期
    • 世界市民へ飛躍するために
      世界市民へ飛躍するために
      東大卒業後は「多くの人に役立つ仕事がしたい」との志を胸に国家公務員に。科学技術庁(現・文部科学省)へ入庁。職員として現場の第一線を経験しつつ、政府派遣でアメリカの大学院に2年間留学。アメリカの外交政策や中国経済について研究し、修士号を取得する。その後に在中国大使館において日中外交に携わる礎を築く。
    • 世界市民へ飛躍するために
    • 「はやぶさ帰還」を陰で支えた
      「はやぶさ帰還」を陰で支えた
      2005年から2007年は宇宙開発政策にかかわる。世界的話題となった惑星探査機「はやぶさ」は、小惑星「イトカワ」着陸後、エンジンの故障や通信の断絶など満身創痍となっていた。
      「もどってくるかどうかわからない衛星に予算はつけられない」という財務省に交渉担当者として粘り強く説得。「はやぶさは、絶対に帰ってきます!」との情熱が実り、予算を確保。無事「はやぶさ」は帰還した。「小惑星の試料を地球に持ち帰った人類初のミッション」は、海外からもその功績が賞賛されている。
    • 「はやぶさ帰還」を陰で支えた
    • 新時代の日中関係の構築へ
      新時代の日中関係の構築へ
      2007年に在中国大使館一等書記官として赴任。中国語をマスターする為懸命に取り組み、中国国家が定める中国語検定試験(HSK)の最上級を取得。中国奥地の農村を含め実際に各地を視察し、日中の相互理解に尽力した。
      特に、地球温暖化問題に消極的な中国政府と粘り強く交渉。その結果として、日中両政府が地球温暖化対策の研究に協力して取り組むことに合意した。帰国後、日中の新時代の協力について提案した著書「『科学技術大国』中国の真実」(講談社現代新書)を発刊。「NEWSWEEK」や「週刊東洋経済」で中国を知るための良書7冊として紹介され、今後の日中関係に対する分析が注目を集めた。
    • 新時代の日中関係の構築へ

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