いさ走る(主張・メディア掲載)

2019.12.19 「声を届ける力」強化へ/全国青年局長会議で活動方針/若者や学生と各地で懇談会

(KOMEI@)「声を届ける力」強化へ/全国青年局長会議で活動方針/若者や学生と各地で懇談会

公明党青年委員会(委員長=矢倉克夫参院議員)は5日、第8回全国青年局長会議を開催。三浦信祐青年局長(参院議員)と安江伸夫学生局長(参院議員)が今後の活動方針を発表するとともに、3ワーキングチーム(WT)の代表が決意を述べました(別掲)。その内容を紹介します。全国青年局長会議は党本部で開かれ、全国の青年局長らがテレビ会議で参加しました。

矢倉委員長は新任の決意を述べた後、「ユース・トーク・ミーティングの開催を通して、現場の声を政治に届けることができるのは、ネットワーク政党である公明党しかないという実感を広げていきたい」と語りました。

党青年委員会は、「青年政策」「団体渉外」「広報企画」の三つのWTを設置しています。

青年政策WTは、現場の声を生かし、公明党らしい青年政策を立案していくことを目的としています。

団体渉外WTは、さまざまな各種団体、有識者と交流を重ねながら信頼関係を築き、党理解を広げる活動を展開しています。

広報企画WTは、これまで動画サイトで党をアピールするなどの企画を実施。党の魅力をより強力に発信していきます。

■政策実現の過程を共有/三浦青年局長

三浦青年局長は、今後の取り組みとして、ユース・トーク・ミーティングの開催とその模様のSNS(会員制交流サイト)での発信、各地の青年局長と青年党員の代表との連携強化を発表しました。

ユース・トーク・ミーティングは少人数の若者と青年議員が懇談しながら意見を交換し、政策実現に生かすもの。青年委所属の国会議員も積極的に出席することを確認しました。三浦局長は「青年委員会が現場の声や知恵をしっかりと受け止め、国政、地方行政に反映していく。そのプロセスを若者と共有し見える化することで政治に対する信頼を確実なものに変えていきたい」と強調しました。
提言策定し政府に申し入れ安江学生局長

安江学生局長は、授業料など教育負担の軽減、学習環境の整備、就職活動の支援、学生の政治参加などに力を入れると力説。例年、学生局として政府に申し入れている提言の策定に向け、学生懇談会「Qカレ」を各地で開催し意見交換する方針を説明しました。安江局長は「少子高齢化の時代だからこそ、未来を担う学生の声を政治に届けることが重要。力強く活動を展開する」と述べました。

■3WT(ワーキングチーム)の代表が決意

■(青年政策)/伊佐進一座長(衆院議員)

若者を取り巻く環境が変化し、ライフスタイルが多様化している。多様化に合わせた公平な支援をしっかり考えていきたい。例えば、若い世代で未婚の人たちへの支援を求める声などがある。

もう一つは、将来に責任を持つ世代である私たちだからこそ、大きなビジョンを示していきたい。皆さんからも知恵をいただき、形をつくっていきたい。

■(団体渉外)/杉久武座長(参院議員)

全国組織や地域組織など、それぞれの単位で各種団体とのお付き合いを続けている。団体の中で、特に若い皆さんと党青年委所属の議員が連携し、要望も頂いている。中長期的なビジョンに立ち、長く交流しながら政策を実現していきたい。また、人脈を各地域にも広げていきたい。

今後、さまざまな有識者を呼んでの勉強会も進めていきたいと考えている。

■(広報企画)/高瀬弘美事務局長(参院議員)

ユーチューブ、ツイッター、LINE、インスタグラム、フェイスブック、ティックトックなど、情報発信の媒体が増えている。若者が何かを調べるとき、従来の検索サイトではなく、インスタを使うケースもある。

時代の変化を意識しながら、公明党や党青年委員会の活動が多くの人の目に止まっていくよう、効果的な方法を考えていきたい。

(公明新聞 2019年12月19日 より引用)